05808-200229 『池田眞朗先生古稀記念論文集:民法と金融法の新時代』献呈式が催されました
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恩師池田眞朗先生(慶應義塾大学名誉教授・武蔵野大学副学長、法学部教授)の古稀記念論文集献呈式が行われました。
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23名の執筆者のうち門下生のみが任意に集まり、換気を万全にし、短時間で終わらせるとの申し合わせで進行。
池田眞朗先生へ、片山直也先生から献呈。
池田眞朗先生から「人生最高のプレゼントをありがとうございます」とお喜びのお言葉をいただいて散会。
素晴らしい論文集です。内容は言わずもがな、デザイン、装丁も格調高い。
論文集としては異例の桁違いに多数の注文が入っているとのこと。下記の執筆陣とその内容を見れば納得。shio.iconも先生方の論文を拝読して勉強いたします。
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目次
第Ⅰ部 新時代における債権譲渡法理・債権債務承継法理の展開
自己信託と債権譲渡の競合に関する一考察(有吉 尚哉)
相続による権利・義務の承継法理について(松尾 弘)
債権譲渡取引の安全に関する一考察(武川 幸嗣)
賃貸不動産の譲渡における賃貸人の地位の移転と留保に関する一考察(丸山絵美子)
債権譲渡制限特約の未来(粟田口太郎)
フランスにおける将来債権譲渡法制の展開(白石 大)
第Ⅱ部 新時代における担保法理の展開
担保価値維持義務論の三つの淵源(片山 直也)
所有権留保の効力と法的構成に関する一考察(田髙 寛貴)
動産譲渡登記による即時取得の成否――占有改定による引渡しと即時取得の問題を踏まえて――(水津 太郎)
鉱業物件・農業物件・建設業物件議定書(MAC議定書)の対象物件――ケープタウン条約の新たな議定書作成に向けて――(原 恵美)
第Ⅲ部 新時代における契約法理の展開
改正民法における基礎事情錯誤(動機の錯誤)の「表示」要件について――民法九五条の改正経緯と近時の最高裁判決を手がかりに――(鹿野菜穂子)
前払金方式の有料老人ホーム入居契約の法的分析――確定前払金賃貸借と射倖的終身利用契約による二段階構成――(平野 裕之)
請負契約における仕事の引渡し――注文者の報酬支払債務の弁済期をめぐって――(北居 功)
表明保証条項違反に基づく補償合意に対する錯誤の適用可能性について(古谷 英恵)
第Ⅳ部 新時代における民事責任法理の展開
民法上の正当防衛における防衛者の責任の可能性――イタリア民法を手がかりに――(鈴木 清貴)
民事責任法における人の生――フランス法との比較からみた日本法の特徴と課題――(白石 友行)
第Ⅴ部 新時代における民法と知的財産法の交錯
著作権の譲渡契約及びライセンス契約における表明保証条項・補償条項――売主の担保責任規定の民法改正が表明保証条項と補償条項に与える影響――(金井 高志)
所有権と著作権との相克における「特定人」概念による調整可能性(塩澤 一洋)
第Ⅵ部 新時代における国際化と民法・金融法
アメリカにおける高齢者法の始まり(樋口 範雄)
詐害行為取消権の準拠法(北澤 安紀)
ブラジルにおける民間弁護士による民事法律扶助サービス――成功報酬条項、割合的取り分条項を伴う約定報酬の請求可能性――(前田美千代)
中国における金融投資者保護の法理とその保護措置の構築(朱 大明)
中国における民法総則の制定とグリーン原則の導入(金 安妮)
池田眞朗先生 略歴・主要業績
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